有酸素運動をはじめよう

肥満度 1 の方は、ゆるめの有酸素運動をはじめても効果はあまり期待できないです。
前ページで紹介した筋トレを優先させ、習慣化できたところで、はじめるのがよいです。
なぜかというと、基礎代謝をアップさせるための身体作りが大事なのです。

肥満度 2 以上の方は、まずはウォーキングからはじめるのがよいでしょう。
平日だけでもいいので、毎日1時間程度のウォーキングから習慣化してください。

●全部ウォーキング
    ↓
●早歩き5分と軽くランニング5分の繰り返し
    ↓
●早歩き5分と軽くランニング10分の繰り返し
    ↓
●早歩き5分と軽くランニング20分の繰り返し

このように、ステップアップしていく事により徐々に慣れていきます。
また、調子のよいときは、ランニングの割合を増やし、体調がすぐれない時は、
早歩きのみにしてもよいかもしれませんが、なるべくサボらないようにする事が大事です。

最大の敵は、ネガティブ5Dです。

でも どうせ だって だけど だから 


でも、体調が悪いから今日はやめとく。
どうせ、効果ないんだから。
だって、今日は忙しいから。
だけど、これはしょうがないんですよ。
だから、やめとけばよかった。


体調が悪い日はあるし、忙しすぎる時期もあります。
仮にサボったとしても、またすぐに再開するクセをつける事が大事なのです。
多くの場合、一度サボって終わってしまうのです。。。

 

ウォーキングダイエットとは

有酸素運動であるウォーキングは、ダイエットに効果があるようです。
有酸素運動とは、十分な呼吸を確保しながら行う比較的軽い運動です。

ウォーキングや軽いジョギング、サイクリングなどがあてはまります。
運動を呼吸をしながらすることで、運動に必要なエネルギーとして燃焼されていくのが、
体内に蓄積されている脂肪です。

今までは血液中に溶けている脂肪しか20分以上の有酸素運動でなければ燃えず、
あまりダイエット効果は得られないといわれていました。

短時間のウォーキングでもダイエット効果はあると、
最近では認識されるようになってきたようです。

ウォーキングをするまとまった時間がなくても、
少し空いた時間に行うことダイエットをすることは不可能ではありません。

ウォーキング運動を継続することで、体内の筋肉量が増加します。
筋肉量が多いほど基礎代謝量が増加します。

体重が増えるのはそもそも、カロリー量のうち体内で消費するものが、
摂取カロリー量より少ないことが原因です。

筋肉量をウォーキングで増やし、高い基礎代謝の体に変化させることで
可能になるのが、脂肪が増えにくい体質になることです。

長期的に取り組むことが太りにくい体質に改善が見込めるというお得な方法が、
ウォーキングダイエットだといえるでしょう。

 

ウォーキングダイエットの注意点

もしウォーキングダイエットを実践しようと思ったら、
身に付ける必要があるのは正しい歩き方です。

歩き方次第で、ダイエットの効果は大きくも小さくもなります。
正しいウォーキングは、背筋をまっすぐに伸ばし、膝を曲げすぎないようにして、
つま先で地面を蹴るようにして歩きます。

正しいウォーキングの歩き方は、軽く腕を曲げ、大きく振るのが良いそうです。
膝を曲げて、上下左右に揺れたりして歩いていると損ねてしまうのが、
ダイエット効果です。

初日にやる気がありあまって歩きすぎてしまい、体が痛んで翌日以降に
すぐやめてしまうという方もけっこういます。

歩く時間は自分にとって適した程度で続けることが重要だといえます。
体調管理を第一に考えて、睡眠不足の時やだるい時、頭痛やめまいがする時などは
ウォーキングを休んだり、運動量を減らす工夫が大事です。

ウォーキングは屋外での運動になりますので天候に注意し、
必要ならば水分の摂取を忘れないようにしましょう。

よくウォーキングダイエットを始めたばかりは靴ずれというトラブルがおこるといいます。
ウォーキング慣れしていない靴や、新しいは靴ずれを起こしやすいようです。

インソールなどを使って足に靴を合わせる工夫をしたり、
足に合った靴を探すようにしましょう。確実なダイエットを、
快適なウォーキングでするようにしましょう。

 

ウォーキングダイエットの工夫

無理して頑張りすぎないことが、長くウォーキングダイエットを長く続けるためのコツです。
適切な運動量は個人差がありますので、無闇に他人と比較して落ち込んだり競争意識を
持つこともありません。

大事なことは、ウォーキングを習慣化してダイエットに活かすことです。
毎日ウォーキング記録を取るというのは三日坊主で終わらせないためにおすすめの方法です。

面倒だという人は、記録するのは1日に歩いた歩数と、
一日の食事内容を書いておく程度で良いでしょう。

徐々にウォーキングダイエットへのモチベーションが、
記録を残すことで歩くことを意識した生活をするようになると高まっていくのではないでしょうか。

もし記録に慣れてきたらつけると良いのは、血圧や脈拍値、
体重やウォーキングにかかった時間、天気や歩いた感想などです。

記録を残すこと自体が楽しくなってきたらしめたものです。
他にも、パートナーを見つけて一緒にウォーキングダイエットをすることも長続きの秘訣です。

共通の目標を持つ人を探したり、ダイエットを夫婦で実践するのもおすすめの方法です。
実際ウォーキングは飽きやすい部分もあるでしょう。

ダイエットを続けることが苦ではなくなりますので、
ウォーキングコースを変えたり、音楽を聞きながら歩くなどすると良いでしょう。

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